楽天証券が商品先物取引業者の許可をもらった

FXな人には関係ないかもしれませんが、商品先物からFXに流れた私には少々興味のあるところ。3月6日の時事通信にちょろっと乗っていたらしいです。

農林水産、経済産業両省は6日までに、大手インターネット証券の 楽天証券(東京都品川区)を国内市場の上場商品が受託できる 商品先物取引業者として許可した。 (時事通信 2014/3/6)
引用元:楽天証券が国内商品先物市場に参入 農水、経産が許可 | マネべるブログ (リンク切れ)

時事通信のサイトでは見つけきれませんでしたが、この時は「へーマジですか?」という感じでした。ただ楽天は、子会社でドットコモディティという商品先物会社をもっているので、この会社を取り込むんかいなと思っていましたら、19日の時事通信サイトに

インターネット証券大手の楽天証券(東京)は19日、子会社で商品先物最大手のドットコモディティ(同)を7月1日付で吸収合併すると発表した。引用元:時事ドットコム:楽天証券、ドットコモディティを吸収合併=7月1日付、商品先物事業てこ入れ

という掲載があり、ドットコモディティのサイトに行くと、「楽天証券株式会社との統合方針に関するお知らせ」というお知らせが掲載されていました。

まあ、正直、今、商品先物ですか?という思いなんですが、、、だって、出来高は減ってるわ、小豆はもはや赤いダイヤじゃないわ、そもそも農産品は、もろこしと一般大豆と小豆、粗糖の4つになっちまったわ、板寄せなくなってザラ場だけになるわ、穀物取引所が工業品取引所に吸収されてさらに東京商品取引所になるわ・・・とか、ちょっと感情が入ってしまったんですが、、、

これから先、商品先物がなくなることは絶対ないんだろうけど、出来高激減、工業品だけでOKとか、一般の参加者すくないという状況だと、業界全体でよっぽどてこ入れしないと、この先もずっとこんな状態なんじゃない?と一番痛いのは参加者が少ないのが痛い。

その上で、この時期に楽天がドットコモディティと統合するってわけには、商品先物市場に電力を上場するかもって話でドットコモを取り込んで乗っかろうという算段があるんじゃないかと、時事通信に、、、

電力自由化を推進している経済産業省は、商品先物市場の上場対象に電力を加える方針だ。電力会社や企業などの電力売買が拡大する中、今後は価格変動リスクを回避する手段として先物取引へのニーズが高まると判断した。引用元:時事ドットコム:電力も先物取引へ=価格変動リスクを回避-経産省

と掲載しているし。まあ、そんなこんなで、電力自由化で商品先物市場に上場した際には、ちょっと興味本位でのぞいてみたいっすね。もうね、コーンとか大豆とか出来高が全然すくない。ヘッジとか機能してないんじゃない。

今回、楽天が商品先物を扱うなら、マケスピやマケスピFXみたいなトレーディングツールを作って華々しく公開してほしいですね(それだけしか興味ないですが)。ちなみにドットコモには、「フューチャーズアナリスト」というチャート分析ソフトがあるんですけどね。いまいち使いにくいので(ドットコモディティにまだ口座が残ってる)

とまあ、そんなこんなを思っています。

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